自首せよ、とメディアに対して公表するのには意味がある。自首する側=罪を犯した悪人、呼びかける側=被害者側に立った行政の善人。
つまり今回の中国政府の出方は被害を被った側にもかかわらず寛大な処置をしようとする側という何ともおいしい立ち位置を狙ったものだ。行政の行う発表は常にこういった多数の国民の目、海外の目を意識したものになっている。
これは先の毒餃子事件で中国こそが被害者であり騒ぎに騒いだ日本のメディアと国民こそが加害者であるという結論と似たものになっている。ある意味、したたかさにも程があるとは思うがこれが彼らのやり方でありそれに対して免疫を付ける必要がある。
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中国の五輪開催の目的を考えた時、それはソビエトがやり損ねた共産社会による成功を誇示する意味があるとは思う。当然それに反発を抱く者は多く何としても中国五輪を開催させたくない、と言う意思行動に出る事になる。
ただちょっと思うのだが五輪を開催したからと言って世界の見る目が変わるのか、国民の士気が高まるのか、政府の評価が上がるのかと言われれば実は全く関係がない。ここ最近夏季五輪を開催したのはソ連(ロシア)、アメリカ、韓国、スペイン、アメリカ、オーストラリア、ギリシャだ。各国に対して評価が変わったとは(一般的な感覚で言っても)余り思えない。
ここから思うのは実は行政と言うのは五輪神話の様なものがあるのではないか、という事だ。シムシティーの様なゲームでいうところの五輪を開催するのは一種のコンプリートシンボルとでも言うか…よく地方のお国自慢でビルの高さ、繁華街の大きさというような(地方がイメージする)都会らしさを競う心理があるが五輪を開催した、というのも国バージョンのその類に入るとか。ちなみに世界の超高層ビルランキングトップ10には中国が6、アジアで合計8である(残りはアメリカの2)。
経済的繁栄、ビルの高さ、五輪開催、宇宙開発、最新鋭機で固められた軍、アジアでの覇権、その後は世界の中心である中国。彼らの夢は尽きないと思うがそこに小さいトゲがあるとすれば西のチベット、東の台湾だ。中国の野望は明確である。
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